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幻惑されて/KAIFIVE

甲斐さんのバックのギタリストはみんな控えめな方が多いのですが、「多奈加裕千(たなかヤッチ)のギターが全面(前面)にでていて、ボーカル、ギター、ドラム、ベースの4人編成のいかにもロックバンドといった感じでものすごくカッコいい。 ドラムスは元エコーズの今川氏。

1曲目からいきなり、ディストーションを効かせたギターのチョーキング&アームで始まるのですから甲斐バンドじゃないです。タイトル曲の「幻惑されて」もワウかけたりギターが唸ってます。「LOVEPOTION」ではヤッチがボーカルをとっていてこれまたカッコいい。KAIFIVE活動休止(ヤッチは脱退といっていたが…)後にヤッチは湯川トーベンらとEGGというバンドで歌ってるのでボーカルもカッコいいのは当たり前かも。

あとジョンレノンの曲のカバー(歌詞は甲斐)をやるところもグッドです。甲斐バンドだったら小林旭でしょうから…w

その昔、日本語はロックの曲にのるのか?とか論議されて佐野元春が日本語を初めてロックにのせた云々…などということに全く無関係な甲斐さんの曲。一音一音しっかり平仮名を乗せてヘタに発音を崩さずにハッキリと歌うところはKAIFIVEでも生かされてます。

唸るギターと日本語ボーカルの絡みが日本語ロック特有のビートを発生させる!そこが好きなんです。往年の甲斐バンドファンには一番抵抗があるかもしれないKAIFIVE。故に「甲斐さん嫌い」にも是非聞いて欲しい1枚「幻惑されて」。3rdアルバムの「嵐の明日」になってくるとかなり甲斐バンド色が強くなってしまっているので…。このアルバムが一番良いです。

kai five 幻惑されて
幻惑されて/KAI FIVE(1991.10)

1. グッドフラストレーション/ 2. 幻惑されて/ 3. ヒーリングタイム/ 4. ラブ・シュール/ 5. LOVEPOTION/ 6. OH MY LOVE(STRINGS VERSION)/ 7. 悪戯な干渉/ 8. エスカレーション/ 9. 顔役/ 10. 報酬(名ばかりで愛しいビッグ・マウス・ブルース) / 11. 甘い復讐(SINGLE VERSION)/ 12. OH MY LOVE(ORIGINAL RELEASE VERSION)

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